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「SAPIX中学部」で難関高校へ!その特徴と評判はどうなの!?

 2018/01/17 学習塾
この記事は約 10 分で読めます。 51,014 Views

 

難関高校を受験するなら、塾選びはとても重要です。

多くの塾がある中で、どこの塾にすればいいのかわからないという方も多くいると思います。

 

その中、難関高校を狙っている方にSAPIX中学部をご紹介します。

 

SAPIX中学部は、「思考力」と「記述力」を養う特有の指導法によって、難関高校受験だけでなく大学入試にも対応できる力が身に付くと評判だからです。

 

難関私立高校よりも都立トップ校が人気となっている近年の都内高校入試事情にも対応していますし、徹底した志望校別対策授業によって他の受験生より一歩先を行くことができます。

 

この記事では、SAPIX中学部の特徴と評判について書いていきます。

 

SAPIX中学部とは

 

難関高校受験のための進学教室

「SAPIX(サピックス)中学部」は、難関高校に合格を目指す人向けの大手進学教室です。

中学校の成績をアップするために通うような学習塾ではありません。

 

「中学部」と言うからにはSAPIX小学部もあるのですが、そちらも難関中学受験向けの教室になっています。

小学部は中学受験界ではBIG3の一角と呼ばれるほどの評判で、最難関中学校に大量への合格率がトップレベルに高いです。

そんな小学部に比べると中学部の知名度はやや控えめですが、それでも開成高校や日比谷高校などの最難関高校に多数の合格者を輩出している、とても実績のある教室です。

 

私立難関よりも都立トップ校重視

近年の都内高校入試の傾向として、トップレベルの学力を持つ受験生は「難関私立校」よりも「都立トップ校」への進学を志す人が増えました。

かつては難関私立高校の人気が高く、難関私立高校までで入試を終える生徒が多かったのですが、最近は都立トップ校の入試を本番と考える受験生が増えたのです。

時代の流れとして、受験生の間で中高一貫校に対する「受験に不利」というイメージが強まったり、「共学の学校に通って高校生活を充実させたい」という思いが強まったりしたためです。

また、都立トップ校の大学合格実績が大幅に躍進したことも理由の一つです。

 

難関私立高校の人気が下がり、都立トップ校の人気が上がったことを受け、長年のあいだ難関私立高校重視を掲げていたSAPIX中学部も、都立トップ校重視へと転換しました。

生徒のトップ層の間でも、たとえば「日比谷高校を第一志望に据え、開成高校や国立高校を第二志望として併願」という志望を掲げる生徒が増えているようです。

教室内で配布される情報誌にも、都立高校特集が目に見えて増えているという口コミもあります。

 

教育事業で有名なサピックスグループ

サピックスグループとは、大手大学受験予備校「代々木ゼミナール」や、小学生向け通信教材「ピグマキッズくらぶ」などを擁する企業グループです。

SAPIX中学部は小学部とともにグループに属しており、各種連携と教育理念を共有しています。

「論理的な思考力と表現力の育成」というのがグループ内の全教育事業で共有されている理念ですが、SAPIX中学部もこれに沿った指導方法とカリキュラムが組まれています。

 

指導法の特長と評判

評判1. 自分のレベルにあった少人数クラス制

SAPIX中学部は少人数クラス制です。

ひとクラスあたりの人数は15~20名ほどです。

 

少人数クラス制のメリットは、生徒にとっては「授業への集中しやすさ」や、「講師への質問のしやすさ」などがあります。

人数が少ないので余計なものに気を取られることもなく、疑問が生まれたら気兼ねなく質問することができます。

講師にとってのメリットは、「授業をスピーディに進めやすく・密度を濃くできる」ことです。

生徒の人数が少ないと全員に目を配ることができるので、それぞれの習熟度が把握しやすくなり、クラス全体での進め方を調整しやすくなるのです。

また、SAPIX中学部ではクラス分けを伴う学力試験が頻繁に行われます。

そのため、常に自分の学習レベルに最適なクラスをあてがわれることになります。

「今よりランクが低いクラスに行きたくない」という生徒にとっては、どんな時期でも手を抜くことができませんし、モチベーションにもなるでしょう。

 

評判2. 生徒と先生の双方向・討論形式

上記「少人数クラス制」を取っていることによって、「双方向授業」が可能になっています。

SAPIX中学部の授業は、基本的に生徒と講師がコミュニケーションをとりながら進むのですが、その際も先生だけがずっと解説を続けるのではなくて、生徒が積極的に発言し、議論を行います。

 

具体的な授業の進み方を紹介します。

まず講師がなんらかの問題を提示し、それについて気づいたことを生徒に発表させます。

講師の解説を受ける前に、生徒自らが気づき、それを伝わる言葉で発表する必要があるのです。

その問題に対する着眼点や、なぜそのように考えるかをクラス全体でコミュニケーションをしながら突き詰めていきます。

そして「こう考えてみたらどうなると思う?」といった講師の度重なる手助けによって、徐々に答えにたどり着いていきます。

また、時には他の生徒の発言によって新しい発見があったり理解が深まったりすることもあります。

 

以上のような授業を受けることによって、よく考え、気づき、それを発信する力が鍛えられると同時に、問題に対する着眼点も広がり、いくつかの解き方の中から最良と思われる解法を選択できるようになります。

 

「思考力」「記述力」を鍛えて難関高校に合格

SAPIX中学部は「思考力」と「記述力」を鍛えることに重点を置いています。
「思考力」とは自由な発想と柔軟な思考をする力のことで、「記述力」とは学んだ知識を自分の言葉で適切に表現する力のことです。
これらは難関高校を受験するにあたって必要な能力ですが、通常の中学校で授業を受けているだけでは身に付けるのが難しいものでもあります。

また、これらの能力は日本の新学習指導要領にマッチしたものであり、これからの社会で必要とされる能力です。

SAPIX中学部の授業を通じて身に付けておけば、2020年からの大学入試改革にも容易に対応することができるでしょう。

 

評判3. 予習不要、復習重視

SAPIX中学部では予習は課されません。

なぜなら、上記のような双方向授業を行う上で、その効果を最大限引き出すには「新鮮な気持ちで授業に臨み、初めて見る問題に集中して取り組む」必要があるからです。

 

その代わり、復習が重視されています。

復習とは繰り返し学んで定着させることですが、SAPIX中学部では宿題や授業外での復習だけではなく、カリキュラムにおいても複数回の復習が組まれています。

SAPIX中学部の授業では、どの科目でも同じ単元が時期を変えて繰り返し出てくるのです。

その場合は、視点を変えたり深みを増しながら反復するので、より確かな理解へとつながります。

 

評判4. 志望校別対策授業がある

中3生になると、平常授業以外にもに志望校別に特化した対策授業が受講できます。

ゴールデンウィークに行われる「GS(ゴールデンウィーク・サピックス)特訓」や、毎週日曜日に行われる「SS(サンデー・サピックス)」があり、「開成・筑駒クラス」「学芸大・筑波大・お茶の水女子大附属クラス」「都県立難関校クラス」など受験校と教科数に応じたコースがあります。

 

料金体系

入室金

32,400円(税込)

※SAPIX小学部などの在籍経験により免除または割引制度あり

授業料

小学5年生           4,860円~14,580円

小学6年生           4,860円~24,300円

中学1年生           21,600円~35,640円

中学2年生           40,068円~48,060円

中学3年生           61,128円

 

※すべて税込

※中3生以外は受講科目数によって変動

※基本4週授業で、3週の月は減額

※授業料にはテキスト費、テスト受験料が含まれる

※季節講習は必修・別料金

 

こんな人におすすめです

難関高校に合格したい

都立トップ校や難関私立高校に入学したいと考えているのなら、難関校受験に必要な能力が身に付くSAPIX中学部をおすすめします。

 

すでにある程度の学力・学習習慣がある

SAPIXは中学校の成績を上げるための場所ではありませんし、中学校の授業についていけない学力レベルの子どもは、SAPIXの授業についていくのも同様に難しいです。

また、SAPIX中学部は復習を重視しているのもあり、家庭学習として課される宿題が多いです。

そのため、あらかじめある程度の学力と学習習慣を持ち合わせていないと継続するのは困難です。

逆にそれらを持ち合わせている人にとっては、難関校を受験するにあたってこれ以上ない環境であると言えます。

 

 

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【2023年最新】低料金で本当に力がつく通信教材ベスト5!評判・コスパから見るおすすめ通信教育

 

 

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スマイルゼミ中学生コースの評判・特徴!他の教材と大きく違うのはココ

 

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【2023年最新】中学生向け通信教育おすすめ5選|基礎固め〜ハイレベルまで教材を徹底比較

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小学校教諭の妻を持ち、自身も学習塾の講師として10年の経験を活かして、現在は教材・勉強・塾に関するウェブメディアの編集長として活動しています。

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